『ダイエット』 ー 11 ー
四月二十四日
朝、『バナナ』を1本、まだ用は足していない。
近頃、朝に出ていない。
『体重』 :74.0kg(昨日より700g増える)
『体脂肪』 :21.8%(昨日より0.6%増)
『内臓脂肪』:11.0(変らず)
昨晩、近所に食事に出た。
店に入り、席に招かれて、
『あっ!』という顔をしてしまった。
すると、先方も『あっ!』という顔になっていた。
これは『反射』だろう。
なぜなら、僕とその人は初対面だから。
『ダンプ松本』さん。
1980年代後半、日本女子プロレス界(全日本女子プロレス)に『極悪同盟』の首領として、一世を風靡。
当時、全盛期の『クラッシュギャルズ』の仇役として、悪のヒーローとして君臨した。
まさに、歴史の一頁を飾って余りある活躍であった。
小学生の頃から、キックボクシング、空手、柔道、プロレス、女子プロレス、と格闘技好きだった僕ではあったが、『極悪同盟』の暴れっぷりといったら、それがやはり女性だからなのか、『アブドーラ・ザ・ブッチャー』や『タイガー・ジェット・シン』で見慣れていた流血シーンとは違う迫力というか、とにかく衝撃的だった。
そういう格闘家なので、その後のお茶の間キャラとしての、優しいお姉さんキャラを見ても、どこかで、尊敬の念を抱いてしまう。
しかし、近頃の活動を存じていない為、激励もできなければ、『『写メ』を撮らせて下さい』とも言えなかった。
そんな彼女はやはり大きく、その横で、こちらでは『朝バナナが云々… 』とダイエットの話しをしてしまっていた。
帰宅後、ウェブで検索をしてみると、
彼女のブログ『127kgの成長日記』という日々の食事とダイエット(減量、絶食)のことを綴ったブログを更新していて、今日の食事のことや、4/29には、仲間のプロレス引退興行があることなどを記事にしており、それをウェブ上で見つけたら、ああ、元気なんだなと、安心した。
ただ、僕より五歳も年上で、あの体格、いまだ現役のプロレスラーとしてハードな試合をこなしている彼女のからだを思うと、少し心配になった。
近所のレストランで、ちょっと隣り合っただけなのだが、かの偉大な女子プロレスラーに、親近感がわいた。
お互い、ダイエットも興行(仕事)もうまくいくといいなぁと思った。
(つづく)




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