仕事場の休憩室でアイスクリームを販売している。

夕方の休み時間にそこのアイスを食べるのを楽しみにしているのだが、中でも好きなのが、『井◎屋』の『たい焼きアイス』だ。

たい焼きの姿の最中生地に薄いチョコレート膜が内側にコーティング。
後はミルクアイスクリームと井◎屋ご自慢の小倉のつぶ餡でこしらえたそれは、中々の品である。

今年の夏前にボリュームが減ったのが、寂しいがそれでもまぁ満足の100円アイスだ。
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ところで、最近、そのアイスクリームのコーナーに『井◎屋』から新しいアイスが納品されていた。

『モンブラン風某』とあり、モンブランケーキの好きな僕としてはとても魅力的なパッケージである。

またこのシリーズでは以前から『アップルパイ風某』もあるのだが、これが今までに口にしたことがない味わいのアイスで、中々のドルチェ感を醸し出していた。
てことは、今回のコチラも当然期待を持って、僕はそれを手に取ったのである。

クリスピーなコーンの『舟』の内側にチョコレートがうっすらコーティングされ、ミルクアイスクリームがたっぷりと乗っている。

その上に真打ちモンブランクリームがもっさりと鎮座ましましていて、更には刻んだナッツが散りばめられていたりして、やはりドルチェの風格である。

僕は一口食べ、もう一口食べた。
そして思ったのだ。
『おや、モンブランか?』
それはどこかで食べた事のある味だった。
『こっ、これは、『たい焼きアイス』じゃないか。』
ドルチェの姿をしたそれは、その瞬間『甘味』と化していたのだ。

僕はちょっと残念な気持ちで休憩室を後にした。
           (了)
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