『K』さんのみた夢
3つのコースには『象』『ワニ』『ヒョウ』がそれぞれ待ち構えている。
透明の四角いケースに覆われたウォータースライダーのコースのスタート地点にそれぞれが並んでいるのだ。
スタートと同時に各人(?)勢いよくすべり降り、水しぶきを上げる。
『バッシャーン!』『バシャーン!』『バシャーン!』
プールに降りてくると次は、底に沈められているガラスの板を拾っては、上へ上へと持ち上げるのを繰り返す獣達。
『おっ!象さんが早いかなぁ』
鼻を起用に使って板を持ち上げる象を眺めている『K』さん。
『見えにくいですよねぇ。水の中のガラスの板は、…』と僕。
『そう、ガラスの板を持ち上げる動作が今の、先の見えない自分の(状況)を象徴しているようで…』
と苦笑する『K』さん。
そう、三度目の登場、ロッカー(ルーム)で話す『K』さんの見た夢の一部だ。
こんなのもあった。
大きな爆発事故がおき、『K』さんの息子さんは瀕死の重傷を負う。
(ちなみに『K』さんは未婚で、お子さんを作られた経験もなく、覚えもないそうだ。)
その重体であるはずの息子さんがラグビーのヘッドギアのようなものを付けている。
そして振り向いた時に見えた後頭部は四角く切り抜かれ、鉄格子が嵌め込まれている。
すると、ガランとした頭の中から、そこに手を掛け、こちらを見つめてくる廃人の瞳が、……!!!
なんて夢まで見て、しかも覚えている。(才能かもしれない)
それを朝のロッカー(ルーム)で上手に話すもんだから、おかげで目も身体もすっかり醒めてしまう。
若い頃はフロイトの『夢判断』とか、読んだりもしたが、夢が今の自分の深層を映し出しているなんて考えると、
とても、誠実で、良識ある言葉を発する『K』さんは、多重人格か(!?)、それとも優秀なストーリーテラーかと想いおこさせる。
「夢」とはそういうものなのかなとも思うけどね。
ご本人も『そんなの(『夢判断』)読んじゃうと意識しちゃいますね。』とニッコリ笑う。
(ちなみに『K』さんは『ウォータースライダー』の競技では、なんとなく『ヒョウ』を応援していたらしい。)
(ちなみに『K』さんの容姿は確かに『ヒョウ』、しかも『黒豹』の印象がある。)
近頃、僕は夢を見ないけど、最近ので気になったのは『色々横丁』(http://iroiro.yokochou.com/
)内、『夢記帳』に、いくつか載ってます。
よろしければ、
(了)



最近のコメント