MONO

2008年4月17日 (木)

筆記具 1

小学生になると、なる前に必要なのは
『筆箱』
筆なんかはもちろん入っていないけどね。

昭和四十年生まれの小学一年生の筆箱には
柄の付いた鉛筆、仮面ライダーかウルトラマンか
(もちろん男の子色の青色系のね)

小学校二年生の時かな
シャーペン、『シャープペンシル』に出会ったのは、
(現在、家電総合メーカーである『シャープ株式会社』の創業者、早川徳次の発明品、早川式繰出し鉛筆が『シャープペンシル』と名付けられた)
鉛筆は嫌いじゃないけど、シャーペンは便利だったなぁ。

小学校三年生の頃か、サクラ『クーピーペンシル』と言う名のまるで、クレヨンのような色鉛筆。
学校で初めて持っていたかな。
(ちなみに象が踏んでも壊れない『サンスター筆入れ』が大ブームのこの頃、僕は裏表の『両面筆入れ』を男子では初めて教室に持っていった。
同時期に女子では僕の好きだった『S』が持ってきた。
そのことで、:どっちが先に持ってきたかとか言うことで、僕は好きだった、あの娘と喧嘩をしたっけかなぁ)

小学校高学年、時は『スーパーカー』ブーム。
(これまた.サンスターの歯磨き粉、歯ブラシで当たる『スーパーカーショー(at 晴海埠頭)』なんかに友達親子とともに挙って(こぞって)いっていたその頃)

ボールペン『BOXY』。

こいつのスイッチを使って、
スーパーカー消しゴムを学校の机の上で飛ばしたなぁ。
ランボルギーニ・カウンタック
デトマソ・パンテーラ
フェラーリ・ディノ
マセラッティ・ボラ
ETC・・・
分解して、バネをのばしたりして、(チューンナップ)

中学一年の頃、
真面目だった僕は学級委員にもなる正義感を持ちながら、不良と呼ばれた生徒の集まる『サッカー部』に所属。

人間関係に神経質になったその年の夏、
スポーツ刈りにした僕の右後頭部上部、
神経性脱毛症、いわゆる『十円ハゲ』ができていた。

悩んでいた僕に、滅多に話さない親父が言った。
『そこがハゲになるのは、そこに神経が通っていないからだよ。
楊枝とか使って、そこに神経が渡るように刺激を与えれば、
きっとすぐ、生えてくるよ。』

確信を持ったようなその言葉に、僕は頼った。
次の日から僕はシャーペンの先を使ってその箇所を刺激した。
時には授業中に、後ろの席の奴に
『つついといて』と(半分冗談だが)
やってもらうくらいに思春期の僕は、実は悩んだ。

それでも、その甲斐あって、一月(ひとつき)もすると、産毛のヒゲ、ヒゲの産毛のような優しい毛が生えはじめたのだ。

筆記具は万能だ。

                 (了)

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